野菜畑の土を柔らかく、さらさらにするには籾殻(もみがら)を混ぜたり、パーク堆肥を混ぜることで比較的簡単に柔らかくすることが可能です。
あとは畑を耕して土の中に空気を入れる道具も必要です。
サクッといえば、現在の土に数種類の肥料を混ぜて鍬(くわ)で耕せばOKです。
粘土質の状態ならば、ちょっと根気が必要かもしれませんが、無理なことではありません。
畑の土はとても大事で、できるだけ養分たっぷりの柔らかい土にしたいですよね。
この記事では他にも
- 畑の土を柔らかくするには具体的にどうすればいい?
- 土を柔らかくする肥料
- 土を柔らかくする道具
について紹介していきます!
野菜畑の土を柔らかく、サラサラにするには?
今現在のあなたの野菜畑の土の状態はどうでしょうか?
- 粘土質
- 石が混じっている
石が混じっている状態であれば、大きな石であれば根気よく手で取り除いていきましょう。小さな石が多数混じっているのなら「ふるい」でこちらも根気よく取り除きます。
そして、畑の土ですが、柔らかくするには肥料や道具を使うことがおすすめです。
畑の質や育つ作物の出来は畑の土によって大きく左右されます。
作物にもよりますが、粘土質で硬い土だと畑を耕すのも大変ですし、水はけが悪く作物が育ちにくいというデメリットがあります。
美味しい作物を作るためにはまずは土作りが基本となります。
柔らかいふかふかの土を作ることで、まずは作物を育てる豊かな土壌を作るようにしましょう。
畑の土を柔らかくする場合ですが、便利な肥料や道具がたくさんあります。
ただやみくもに柔らかくしても非効率的ですので、ぜひこれらを利用してうまく畑の土を柔らかくしていくようにしましょう。
土を柔らかくする肥料
まず土を柔らかくする肥料ですが、以下のようなものがあります。
籾殻(もみがら)
籾殻とは精米する前のお米の最も外側にある殻のことです。
お米はこの籾殻を取ったものが玄米となっています。
籾殻は家畜の敷料に使われるなどふかふかで柔らかい原料です。
そして土に混ぜることによって、土の中の通気性や水捌けがよくなり土を柔らかくすることができます。
その他にも畑の上から籾殻を撒くことによって蓋になり土から水が蒸発するのを防いだり、冬場でも畑の温度を保つなどの効果があります。
籾殻は精米所でタダでもらえるほか、ホームセンターには畑作り用の籾殻も売っています。
どちらでも良いので、ぜひ有効活用するようにしましょう。
パーク堆肥
パーク堆肥とは伐採された樹皮などを発酵させたものです。
パーク堆肥は肥料分は少ないのですが、土に混ぜることで通気性や保水性が良くなります。
なので土を柔らかくすることに特化した堆肥と言えるでしょう。
畑全体にパーク堆肥をしっかり混ぜることで土が柔らかくなるので、
こちらも活用するようにしましょう。
どちらの肥料も園芸店やホームセンターに行けば売っています。
うまく活用して土をしっかり柔らかくするようにしてくださいね。
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土を柔らかくする道具
土を柔らかくする道具としては以下のものがあります。
熊手
土を柔らかくする際ですが、まずは熊手を使うようにしましょう。
この熊手は使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
熊手は刈り取った雑草や石などをかき集めるために使う道具です。
落ち葉を集める際にも使うことが多いですよね。
土を柔らかくしようにも、石や枯葉があると邪魔でなかなか進みません。
まずは熊手を使ってそれらを集めて、畑からなくすようにしましょう。
シャベル
土を本格的に柔らかくするにはシャベルやスコップを使うようにしましょう。
シャベルにはさまざまなサイズがあるのですが、効率が良いのは取手が1mほどある長い物です。
そしてシャベルの先端を土に入れたら、刃先に体重をかけてガンガン耕すようにしましょう。
またシャベルは土をならす以外にも根を掘り起こしたり、余分な石や草を取り除く際にも活用することができます。
このシャベルを使って、上記の肥料などをしっかり混ぜ込みながら、土を耕すことで柔らかくなっていきます。
これらの道具ですが、レンタル農園などの場合には借りることができることも多いです。
こちらもうまく使って、効率的に畑の土を柔らかくするようにしてください。
まとめ
畑の土ですが、肥料や道具を使って柔らかくすることが可能です。
肥料としては籾殻やパーク堆肥がおすすめで、どちらも園芸店やホームセンターに売っています。
また道具としては熊手やシャベルを使って土を柔らかくするようにしましょう。
土の柔らかさは作物にも大きく影響をします。
ぜひうまく土を柔らかくして、美味しい作物が育つ土を作ってくださいね。
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